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042-753-6308

【診療時間】9:00~12:00 / 16:00~19:00
※水曜、祝日午後は休診。

症状別症例紹介

胃拡張胃捻転症候群(いかくちょういねんてんしょうこうぐん)

種類
症状
お腹が張っている/ぐったりしている/吐く
病気
消化器の病気/緊急性の高い病気

「胃拡張胃捻転症候群」というのは

胃の中の内容物やガスがうまく流れることが出来ず

また、それにより「捻転」が起こってしまうことで

消化管が閉塞してしまい、死に至る危険性のある病気です。

 

この病気は胸の深い犬や、大型犬で発生が多いです。

腹痛や嘔吐、お腹の張りが見られることもありますが

「吐きたそうなのに吐けない」状態になるのも

一つの特徴です。

胃と同時に脾臓などの臓器が捻転していることもあり

重度な循環障害、ショックを起こす場合もあります。

また、血流が長時間阻害されている状態が続くと

臓器が壊死してしまう場合もあります。

 

治療は迅速な手術が必要となります。

捻転した胃の整復をおこない、必要であれば

再発を防ぐ目的で胃を固定することもあります。

 

この病気は死に至るまでの経過が早いので

「なんだか様子がおかしい」と思ったら

動物病院を受診することをお勧めします。