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なかなか毎日の生活の中で、

ワンちゃんネコちゃんの体重を測る機会ってないですよね。

久し振りに動物病院に来てみたら・・・

「あら、体重増えてますねー。」

と言われてしまった、という経験がある方も多いのでは？

若くて筋肉質だと、細身でも体重があることもありますし

シニアだと筋肉が落ちて、逆に脂肪がつきやすいなんてこともありますので

その子の「適正体重」というものは

ライフステージや種類によっても変化していくものです。

そこで、適正な「体格」というものを目安にしていきます。

一つ目は「あばら骨がどの程度触れるか」

二つ目は「背骨がどの程度触れるか」です。

見た目からゴツゴツと浮き出ている場合は痩せている指標ですし

触ってもあばら骨や背骨が1本ずつ数えられないのであれば、

太っている指標となります。

あと、ネコちゃんはお腹に脂肪がたまりやすかったりしますので

この指標だけでなく、全体的な体型も観察してください。

ちなみにうちのモモは大体４kg前後で推移していますが

3.8～4.2kgくらいまでは前後します。

4.2kgになると、やや背骨が触りづらいな・・・と感じますね。

若くて運動大好きな子であれば、運動量を増やすことで

体重を減らしていくことも可能ですが

シニアの子や、元々激しい運動を好まない子も多いですよね。

基本的には、

「オヤツを減らす」

「食事量を減らす」

「フードをダイエット用フードに変更する」

といった、食事管理をおこなっていくのをお勧めします。

ちょっとぽっちゃりめな体格の子って、とっても可愛いんですが・・・！

体重の増えすぎは糖尿病などの内分泌疾患や

肝臓、すい臓などの消化器疾患、

シニアの子などは高血圧の原因にもなり心臓に負担をかけてしまったり

慢性的な咳などの悪化にも繋がります。

ワンちゃんやネコちゃんの食べている姿って

飼い主様にとっても幸せな時間ですよね。

その楽しみを全て我慢してしまうのではなく、

その子その子に合った適正体重の維持を、頑張っていきましょう！