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【診療時間】9:00~12:00 / 16:00~19:00
※水曜、祝日午後は休診。

症状別症例紹介

胆嚢破裂【手術】

種類
犬
症状
元気がない/吐く/呼吸が速い/食欲がない

胆嚢というのは肝臓に包まれた臓器で

肝臓から出される消化液である「胆汁」を溜めておく臓器です。

何らかの原因で、胆嚢の中の胆汁が

ゼリー状になり上手く排出されない疾患が

「胆嚢粘液嚢腫」という病気です。

 

今回はこの「胆嚢粘液嚢腫」から

「胆嚢破裂」を起こしてしまった症例の紹介です。

 

症例は12歳 未去勢オス トイ・プードル

突然の食欲廃絶と元気消失、嘔吐で来院されました。

血液検査では発熱、白血球上昇、肝数値・炎症値の上昇を認めました。

お腹の痛みがあることが分かり、対症療法では効果がなかったため、

翌日に画像検査を行ったところ、胆嚢が大きく腫脹しており

内容物がさらさらとした液体でないこと、また腹水がたまっていることを確認。

腹水を吸引したところ赤黒い液体を採取し、検査したところ炎症細胞や血液を含んでいました。

腹水の性状から胆嚢破裂による胆汁の腹腔内漏出を疑い、その日の夜に緊急手術を行いました。

手術では腹膜炎を確認、

胆嚢は上部で大きく破裂しており、すい臓も炎症を起こしている所見を認めました。

胆嚢を切除し、腹腔内を洗浄しドレーンを装着。

麻酔からの覚醒も遅く、全身状態の悪化が心配されました。

翌日から入院にて内科療法を開始。

術後5日目にようやく食事ができるようになり、術後1週間で退院することができました。

 

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