高脂血症(こうしけっしょう)
- 種類
- 犬/猫
- 病気
- 内分泌系の病気
血液検査で「中性脂肪」や「コレステロール」の
値が高いと言われたことはありませんか?
ワンちゃんネコちゃんにも「高脂血症」があります。
食後の検査などでは高いこともありますので
一度の検査で判定せず
絶食で検査を受けたり、定期的に検査したりして
診断していきます。
「脂質代謝の異常ですね」と
説明されることがあると思いますが
純粋な高脂血症というのは比較的少なく
実は内分泌の病気や、膵臓や肝臓の病気が隠れていることも
多いです。
また、ミニチュアシュナウザーなど
犬種によって高脂血症になりやすい子もいます。
高脂血症が続く場合、他の検査項目を見たり
内分泌などの追加検査をしたり
場合によってはレントゲンや超音波検査などの
画像検査を行う場合もあります。
治療にはお薬の服用がありますが
高脂血症には多くの種類があり
効果のあるお薬がそれぞれ違うなど
薬の選択が難しい場合もあります。
また、ごはんを低脂肪のものに変更することで
高脂血症が改善したという報告もありますので
療法食をお勧めする場合もございます。