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新着情報

ブログ予防

ワクチンの副反応について

混合ワクチン接種時には必ず説明させていただいていますが

ワクチンには「副反応」が起こる場合があります。

人間のコロナワクチンの時にも、話題にのぼったり

注意されたと思いますので

多くの人が「副反応」という言葉は耳にしたことがあると思います。

副作用や副反応というものは

一般的に望む効果以外の「好ましくない反応」をさします。

どんな薬にも「副反応」は存在します。

ワクチンとは病気に対する免疫を上げることを目的に接種するもの。

それ以外の反応を「副反応」と呼びます。

①アナフィラキシーショック

これは一番危険で気を付けないといけない副反応です。

接種からそれほど時間をおかず現れることが多いです。

ショックの症状として具体的には

嘔吐や血圧の低下による脱力、昏倒などが見られます。

このショック症状は放っておくと死に至りますので

迅速に処置する必要があります。

接種後20分程度までは、待合室や車の中など

病院にすぐ戻れるところで待機しましょう。

②アレルギー症状

人間でいう「蕁麻疹」のようなアレルギー症状は

比較的時間をおいて発生することがあります。

よく現れる症状としては「顔の腫れ」があります。

また足先などの腫れに気付く場合もあります。

鼻や目の周りが全体的に赤く腫れ、痒みを伴います。

この時、目に見えない部分(喉の奥など)が腫れて

呼吸が困難になるようなこともあります。

午前に接種して午後に症状が現れる場合もありますので

接種した当日は一日ゆっくりと過ごして様子を見てください。

③元気や食欲の低下

人間でも、ワクチンを打った日は

身体がだるくなったり熱っぽくなったりすることがあります。

ワクチンは特定の病気に対する免疫反応を上げるためのもの。

身体の中では病気に対抗する準備を、急速に作り上げています。

基本的には無治療でも数日以内には症状はなくなりますが

あまりに元気食欲が大幅に低下、廃絶してしまうようならご連絡ください。

④ネコちゃんの接種部位肉腫

ネコちゃんにごく稀に見られる腫瘍の一つです。

ワクチン以外の注射でも起こることがあります。

起きる確率は低いですが、いったん発生すると

切除しても再発を繰り返すなど、厄介な腫瘍です。

注射からかなり時間が経ってから起こります。

副反応は「絶対起こらない」とは言えないものなので

起こった時にはすぐに病院に連絡し、適切な処置を受けましょう。

混合ワクチンで予防している病気は

まだまだ身近に存在している病気ばかりです。

体調の良い日を選んで、定期的に接種することで

防げる病気をしっかりと予防していきましょう。

監修者情報

まみや動物病院 院長

間宮 一美

略歴
  • 1991年3月 麻布大学卒業・獣医師免許取得
  • 2001年4月~2005年3月 麻布大学専科研修医所属(腎泌尿器科・一般外科)
  • 2017年4月~2020年3月 麻布大学専科研修医所属(腎泌尿器科・一般外科)
  • 2023年4月 腎泌尿器学会認定医取得
所属学会
  • 日本獣医麻酔外科学会
  • 日本獣医腎泌尿器学会
  • 日本獣医学会
  • 日本獣医寄生虫学会

親戚が畜産農家を営んでいたため、幼い頃から動物と触れ合ってきました。当初は産業動物の獣医師を目指しましたが、「動物の命を救いたい」という想いから、犬や猫を専門とする獣医師へ。開業から20年以上経った今も、獣医療への情熱は変わりません。休日は研修に参加し、趣味はバイクと映画です。愛犬のボクサーと猫と一緒に暮らしています。