混合ワクチン、忘れていませんか?
年に1回の接種をお勧めしている「混合ワクチン」。
ネコちゃんは「3種混合ワクチン」
ワンちゃんは「7種混合ワクチン」を
当院では接種をお勧めしています。
去年打った方には、ワクチン接種時期をDMハガキでお知らせしていますが
一年打ち逃してしまった場合、病院からのお知らせが来なくなってしまうので
「あれ、そういえばいつ打ったかな・・・?」と
ご心配の方は、お電話でもお問い合わせを承りますのでご連絡ください。
狂犬病とは違い、混合ワクチンに含まれている病気は
日常でも接する機会のある、身近な病気です。
他のワンちゃんやネコちゃんと接する時に、感染する危険性はいつでも起こりえます。
また、発症を完全に予防できなくとも
もし感染してしまった時に、症状を軽く抑える効果も期待できます。
「どうしても1年に1回打たなきゃダメなの?」
「うちの子は、混合ワクチン打つとアレルギーが出てしまって・・・」
といった場合、ワンちゃんでは「ワクチチェック」といった
抗体検査(その病気にどの程度抵抗できる力があるかを測定する検査)も
取り扱っております。
ちなみにうちのモモは初年度0歳の頃のワクチン(5種、7種)で
どちらも顔が腫れてしまうアレルギーを起こしてしまったので
去年まではこのワクチチェックをおこなっていました。
ワクチチェックで検査できる項目は
ジステンパー、パルボウイルス、アデノウイルスの3種類のみですが
この3つは病気としても重い部類に入りますので
ワクチンが打てない子、打たない選択の子は是非検査してみてください。
昨今ではトリミング施設やドッグラン、ペットホテルなど
色んなワンちゃんやネコちゃんと触れ合う施設も多く出来てきました。
また、病気になった時に大学病院のような二次診療施設に紹介をおこなう
機会も増えてきたなと感じます。
そういった場合に備えて、「病気をもらわない、うつさない」予防を
しっかりおこなっていきたいですね。