冬に起こりやすい病気
年明け早々から、深刻な話題続きですが

皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年は暖冬のようで、あまり厳しい寒さに見舞われませんが
冬にも起こりやすい異常や病気などがあります。
★膀胱炎★
お水を飲むのがどうしても少なくなる時期。
元々結石のできやすい体質の子は要注意です!
水分は十分に摂れるよう、例えばウェットフードなども
使ってみながら、膀胱炎を起こしにくい生活を心がけましょう。
★腎臓病★
こちらもお水を飲む量が減ってしまう冬には
数値が悪化しやすい傾向にあります。
腎臓の悪い子は、普通の子よりも脱水しやすくなっていますので
水分量には十分に気を付けてあげてください。
★下痢★
年末年始など、来客やいつもと違う食事などに
触れる機会の多い冬。
お腹の調子を崩すワンちゃんネコちゃんも、とても多いです。
人の食べ物を誤食してしまったり、いつもと違う美味しいものを食べてしまったり・・・
食あたりかな、と様子を見ていたけれどなかなか良くならない場合
重い病気が隠れていることもありますので、
なかなか治らない下痢は要注意です!
★高血圧★
ワンちゃんネコちゃんも、血圧に注意する時代になってきました。
特に心臓、腎臓、てんかんなどの神経疾患をかかえている子は要注意です。
冬場は気温の低下で血圧が上がりやすくなります。
定期的な持病のチェックや、血圧の測定もおこなっていきましょう。
★関節や神経の痛み★
人でも、寒い時期には腰が痛む、膝が痛むことが
多くなったりするのではないでしょうか。
(池田も腰痛持ちです)
ワンちゃん、ネコちゃんも同じです。
高齢になってくると、だんだん背骨が湾曲してくる子がいますね。
これも人と同じで、加齢性の変化であることが多いです。
それに伴って痛みが出てくることも。
また、人と同じく椎間板ヘルニアなどもワンちゃんではある病気の一つ。
腰に限らず、首の痛みが出る子もいます。
痛みが強いときには、お薬を使ってあげるのもコントロールの一つ。
病院までご相談ください。
皮膚のかゆみなどは、夏や花粉の時期に比べて少ない傾向にありますが
冬にかゆくなる子も一定数見受けられます。
また、スギ花粉の時期ももうすぐそこまで迫ってきています。
おうちの子の体調はこまめにチェックしてあげましょう。