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ブログ病気

夏に気を付けたい病気

暑い日が続くようになってきました。
朝晩の気温差、湿度の高さで
人間も体調を崩しやすい時期・・・
ワンちゃんネコちゃんも例外ではありません!

★熱中症★
言わずと知れた夏に気を付けたい病気ナンバーワン!
人間よりも「汗をかく」場所が限られている
ワンちゃんネコちゃんは、熱の発散が大の苦手です。
車で待たせるのはもってのほか!
気温の高い時間の散歩も避けるようにしましょう。
鼻の短いワンちゃん(短頭種)は特に
鼻の長いワンちゃんよりも呼吸がしづらい傾向にあります。
口を開けて舌を出すことで体温の調節をしているワンちゃん。
呼吸がしづらい=熱中症のリスクが高いということ。
体温の上昇にはよく気を付けてあげましょう。

★皮膚炎★
湿度の高いこの時期・・・
アレルギーやアトピーなど、皮膚疾患を起こしやすい子は
要注意です!
細菌やカビなど、皮膚炎の原因になるものの多くは
「湿った環境」が大好物。増えやすい時期なのです。
ワンちゃんネコちゃん、体を掻いたりはしていませんか?
人と違って、手があまり自由に使えないワンちゃんネコちゃんの
「かゆい」の表現は様々です。
「掻く」「なめる」「噛む」「こすりつける」などなど・・・
一口に皮膚炎といっても、細菌がだたりカビだったり
アレルギー体質があったり・・・と原因は様々。
まずは病院へご相談ください。
☆皮膚科認定医による皮膚科の予約診療も受付中です☆

★外耳炎★
皮膚と同じく、お耳のトラブルも増えやすい時期です!
耳の中というのは、基本的に湿っている場所で
さらに気温が高くなることで、耳の環境が悪くなりやすい時期。
ワンちゃんネコちゃんのお耳は汚れていませんか?
耳の環境が悪くなると、耳垢が増えて汚れが目立ってきます。
また、細菌などが増えることによって
特有のニオイがすることもあります。
たかが外耳炎と侮ってはいけません!
慢性化したり悪化してしまうと、中耳炎につながったり
耳の中が狭くなってしまって洗浄もできなくなり
手術が必要となる場合もあります。
お耳のケアはまず病院へご相談ください。
☆耳も皮膚の延長線!皮膚科でのご相談も承ります☆

★ノミダニ寄生★
毎月の予防をしっかりしていますか?
ノミダニはそれ自体が皮膚炎などを起こす原因ともなりますが
寄生虫やウイルスを運ぶ媒体としても働きます。
特にマダニは近年、人にも感染するウイルス感染症がいくつも見つかっています。
お散歩道の草も伸び、気温も高くなるこの時期
ノミやダニも活発に活動しています。
ぜひしっかり予防していきましょう!

★脱水★
腎臓の疾患や、内分泌の疾患をもっている子は
通常よりも多くのお水を必要としている場合があります。
脱水というのは、食事を摂らなくなるよりも
ずっと早く体のコンディションを悪くします。
お水はいつも十分な量を飲めるようにし、
特に高齢の子などでは、しっかりお水を飲めているかどうかを
チェックしてあげてください。

★水中毒★
ワンちゃんでは、この時期水遊びをするよ!という子も
いるのではないでしょうか?
これは稀な疾患ですが、「短時間」に「大量の」水を飲むことで
血液中のミネラルが薄まってしまい、水中毒という状態になることがあります。
特にプールや川遊びをする子、気付かないうちに
大量のお水を摂取していたという場合もありますので
水遊びの後は、具合が悪くならないかしっかり様子を見てあげてくださいね。

夏に気を付けたい疾患も色々・・・
何か気になることがありましたら、お気軽にご相談くださいね♪