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日々のお手入れについて(肛門腺編)

ワンちゃんにもネコちゃんにも

「肛門腺」といって臭い匂いのする液体が溜まっている袋が

肛門の左右にあります。

「スカンクの臭いオナラ」というのは実はこの液体の匂いのことで

例えば興奮時に出したり、縄張りの匂い付けにも使われているようです。

自然に排出されることもありますが、

これが溜まってしまって上手く出せないと

「肛門腺破裂」と言ってお尻の付近に穴が開いて出血、化膿

することもあります。

また、若いころは液体状だった肛門腺が体質などによって変化し、

クリーム状からペースト状になってくると

自力で排出することが難しくなります。

炎症や性状の変化によって

肛門へと繋がる経路が詰まってしまうこともあります。

そうなると、肛門腺自体を摘出する手術が必要となることもあります。

 

トリミングやシャンプーに出している方は

基本的にはお店でやってもらっていることがほとんどです。

(当院のシャンプーコース、トリミングでも基本メニューに入っています。)

また、溜まり具合はその子その子によるので

肛門腺絞りを必要としない子もいます。

★お尻を引きずって歩くような動作をする

★お尻をかゆがる

★肛門腺破裂を起こしたことがある

↑の子は、肛門腺絞りを必要としています。

勿論病院の診察でもやっておりますが、

ご自宅でおこなわれる方のために、軽い解説を載せておきますね!

 

まず、肛門腺は肛門の左右やや下側、

4時方向と8時方向にあります。

尻尾をぐっと持ち上げることで肛門が突き出すような形になるので

そうすると触りやすくなります。

小豆から大豆大の丸いものが触れたら、

指でつまんで肛門方向へ押し上げる形で絞ります。

 

例えば尻尾が短い子などはとてもやりにくいですし

尻尾は触られるのを嫌がる子もいますので

嫌がる場合は無理せず、トリマーや獣医師にお任せしてください。

外側から触りづらい子は、肛門に指を入れて絞ることもあります。