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ブログ病気

「先生、しこりができました」

こんにちは😊

今回は、比較的よく診察で見る「しこり」についてお話します。

「しこり」には大きく分けて

悪性度の低いもの」「悪性度の高いもの

があります。

「先生、これは悪性ですか?💦」というのは

とてもよくいただく質問なのですが

実は見ただけでは正確に分かるものではありません。

なんとなく、見た目や触感などで「これかなあ」と疑う種類はありますが

良性のものに見た目が似ている悪性のものも

多くあるのです🧐

きちんと診断をするには、その「しこり」の中の細胞や組織を検査する必要があります。

検査はしこりを針で刺して細胞を取って調べる「針生検

鎮静(軽い麻酔)をかけて小さく組織を取る「パンチ生検

などがあります。

針生検はその子の性格やしこりの場所にもよりますが、麻酔をかけることなくおこなえます。

しかし取れる細胞が少ないこと、うまく目的の細胞を取れない場合があることなどから

診断に結びつかない場合もあります💦

その場合は、もっと組織をもらう検査が必要になります。

 

「先生、もう取ってくれて良いです!検査せず手術で取ってください。」

こちらも時々いただくお声ですが…

悪性の可能性がある場合と、良性が確定している場合では、手術の範囲がかなり違ってきます。

大きく取って良性ならまだよし、

小さく取って悪性だった場合は、大きく取る手術を改めてしなくてはなりません💦

検査である程度の悪性度の判断をしておくことは、ワンちゃんネコちゃんにとっても必要なことなのです🐶😺

 

さて、少し怖い話もまじえましたが

その「しこり」について飼い主さんに見ておいてほしいことは

🔴しこりはいつ見つけたか

🔴見た目や色は変わってきているか

🔴大きさは変わってきているか

🔴ワンちゃんネコちゃんが気にしているか

といったことです。

「少し様子を見ましょう」ということもありますが

悪性の場合はやはり早期発見、治療がカギになってきますので

早めにご相談いただくのが良いと思います🏥

監修者情報

まみや動物病院 院長

間宮 一美

略歴
  • 1991年3月 麻布大学卒業・獣医師免許取得
  • 2001年4月~2005年3月 麻布大学専科研修医所属(腎泌尿器科・一般外科)
  • 2017年4月~2020年3月 麻布大学専科研修医所属(腎泌尿器科・一般外科)
  • 2023年4月 腎泌尿器学会認定医取得
所属学会
  • 日本獣医麻酔外科学会
  • 日本獣医腎泌尿器学会
  • 日本獣医学会
  • 日本獣医寄生虫学会

親戚が畜産農家を営んでいたため、幼い頃から動物と触れ合ってきました。当初は産業動物の獣医師を目指しましたが、「動物の命を救いたい」という想いから、犬や猫を専門とする獣医師へ。開業から20年以上経った今も、獣医療への情熱は変わりません。休日は研修に参加し、趣味はバイクと映画です。愛犬のボクサーと猫と一緒に暮らしています。